肥満は治療できる!
高度肥満者のダイエット療法とは

高度肥満(BMI40以上)なら、保険適用の治療が受けられる

4人に1人が肥満状態だと言われている日本。中でもBMI40以上の方は「高度肥満」と呼ばれ、保険適用の治療が受けられる病気のひとつです。このサイトでは、ダイエットを考えている方々への選択肢として、「肥満治療」についての情報をまとめています。さまざまな療法がある中で、自分のニーズに合った治療を行なうクリニックを探しましょう。

肥満治療クリニックを探している方はこちら

クリニックで行なう
肥満治療法とは

治療法によって効果や費用、副作用等がことなる

肥満治療は、体を健康にするための医療行為です。エステやスポーツジムとは全く異なる療法を用いることで、肥満に直接アプローチをしていきます。ここでは、代表的な療法をまとめてみました。

食事療法

摂取するカロリーをセーブして健康体質に

摂取するカロリーを減らし、栄養バランスの良い食事と量になることを目指します。太っている人は食べることが好きなので、この食事制限が辛いものだと思いがちですが、クリニックによっては好きな物をストレスなく食べるよう指導するところもあります。

メンタル療法

食べ過ぎの原因を解消してリバウンド知らず

「なぜ」食べ過ぎてしまうのか、という部分に焦点を当て、ストレス食いなど、日常の生活習慣を改めるだけでは過食が収まらない人の原因を探ります。根本から食べ過ぎの原因を解消することで、リバウンドも防ぐことができます。

運動療法

代謝を上げて消費カロリーアップ

消費するカロリーを増やすことを目指します。運動が苦手という人は躊躇するかもしれませんが、いきなり何キロも走るよう指示されることはありません。大抵は、生活のなかでできることを意識して行うところからスタートします。

薬物療法

薬のチカラで食欲をコントロール

食事や運動をしても効果が出なかったり、太り過ぎてすぐにでも痩せなければならない場合など、状況
によっては食欲を
抑えたり、影響吸
収を抑える薬を使
用することがあり
ます。

行動療法

今での生活習慣を分析して痩せない原因を追究

自分の生活を見直し、太ってしまう原因を、医師やカウンセラーと一緒に探します。自分の生活習慣そのものに対する考えを変えることで、太りにくい体づくりを目指します。

外科手術

胃を小さくしたり、栄養吸収を抑える

超肥満で、健康上の危険がある人に限り、胃を小さくしたり、栄養吸収を抑えるための外科手術を行います。食べる量が少なくなるので、結果的に大きな効果を発揮しますが、副作用も大きく、一般の人には行われません。

評判の肥満治療クリニック一覧

肥満治療専門クリニックを厳選しました

肥満治療の主な内容を確認したところで、実際に治療を行なっているクリニックを見てみましょう。一時的に痩せるのではなく、減った体重を維持し、太らない習慣にすることを目的としているクリニックの指導ならば、「今まで何をしても痩せられなかった」という人でも、リバウンドせず痩せられます。

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東京都内にある肥満治療クリニック

ここでは肥満の方のさまざまなニーズと、それに合った治療を行なってくれるクリニックの情報を以下のページでまとめています。私がクリニックを探しているときに見つけたところをピックアップしていますので、肥満治療を考えている人たちの参考になれば、嬉しいです。

放っておかないで!肥満症との向き合い方

放っておかないで!肥満症との向き合い方

ひとりで悩まないで。肥満症のことを正しく知ろう

次のページでは、そもそも肥満症、高度肥満とはなんなのかを説明しています。正しい病気の定義を知ることで、最適な治療につなげることができます。ぜひご確認を。

肥満でいることの
危険性

不調に気づく前に
早めの対策を

どうして人間は太っていると、健康診断で注意されるのでしょうか。もちろん、健康に悪い状態だからです。肥満は別名「サイレントキラー」とも呼ばれ、本人が気づかぬうちに身体をむしばんでいきます。自覚症状がないため、不調に気付いた時にはもう手遅れ、ということもしばしばあります。肥満の危険性について説明します。

高度肥満者の
ダイエット方法

今までの生活習慣や
食生活を見直そう

高度肥満者の正しいダイエット法は、栄養バランスが良く、摂取エネルギー量は低く設定しておき、余分は脂肪は体に消費してもらうよう運動し、並行して自分の生活習慣を見直すことです。これが基本であり、痩せやすく太りにくい体を作っていきます。

家族に肥満治療を
提案する方法

大切な家族のために治療を提案する勇気を持とう

家族の誰かが太っていると、本人には自覚がなくとも、心配になってしまいますね。自分が太っているわけではないのでなかなか言いづらいかもしれませんが、肥満は立派な病気です。健康な体に戻れるよう、どうか目を逸らさず、本人に治療をすすめてください。家族一丸となって肥満治療に協力したり、サポートをすることで、よりよい治療効果が出てきます。

肥満治療のお金のハナシ

肥満治療のお金のハナシ

かかる費用は治療法によってことなる

肥満の治療は様々な手段、方法を用いて行われます。例えば、食事のアドバイス、運動の指示、生活の記録といったものから、血液検査、カウンセラーによるカウンセリング、薬の使用、果ては外科手術まで様々。
肥満治療を受けたはいいけれど、お財布的に厳しくて持続できない…となっては本末転倒です。ぜひチェックしてみてください。

肥満治療にかかる費用を見る

似ているようで違う!
「肥満」「肥満症」「メタボリックシンドローム」の違い

肥満の定義

医学的な視点でみると、肥満とは体脂肪が基準より多く存在している状態のことです。肥満を判断するにはBMI(肥満指数)の数値を用います。

WHO基準では、BMI30以上が肥満と定義されています。しかし、日本の場合は、成人男性なら25以上、女性なら30以上が肥満とみなされます。

これは、肥満の原因となる生活習慣病を引き起こしやすいため、BMIの基準が高く設定されているようです。

BMIの計算方法

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

BMIは身長と体重だけを考慮して算出した数値のため、基準値を下回っている場合でも体脂肪率が基準より多ければ、肥満と診断されることがあります。

また、まれに外見は肥満でも、血圧や血糖値など健康状態になんら問題のない人もいるようです。

肥満症の定義

肥満症は、肥満よりさらに重症度が高く、医学的視点から減量治療を要する状態を指します。肥満症の定義は、重度の肥満をきっかけに健康障害をきたした状態、もしくはそれが予測される状態です。

肥満症が原因で引き起こされる代表的な症状として、肥満関連腎臓病(ひまんかれんじんぞうびょう)や夜間睡眠時無呼吸症候群(やかんすいみんじむこきゅうしょうこうぐん)などです。

その他にも糖尿病、高脂血症、高血圧や痛風(高尿酸血症)、脂肪肝、関節症なども引き起こしやすいため、肥満症は治療による改善が必要になります。

肥満症はメタボリックシンドロームとも違う!?

肥満症は、肥満に伴って生じる病気の治療対象になる状態です。

  • 内臓脂肪の蓄積によって起こる心臓や腎臓など循環器系にかかわる疾患
  • 皮下脂肪の蓄積によって起こる関節や腰の整形外科的疾患
  • 夜間睡眠時無呼吸症候群

などのリスクを負っています。

一方、メタボリックシンドロームは、肥満による健康障害の中でも特に命にかかわる動脈硬化に焦点を絞り、予防と治療を早期に行うために診断されるものです。

具体的に言うと肥満症でもみられる内臓脂肪型肥満でありつつ、血圧や血糖値、血清脂質になどの軽度異常が重なっている状態です。

メタボリックシンドロームは、これらの異常が軽度であっても、複数重なっている場合、加速度的に動脈硬化のリスクが跳ね上がってしまうので、早期の改善・治療が必要とみなされます。

病院選びがカギとなる!肥満を解消する味方を発見

肥満外来で病院を選ぶ際に、次の4つの点を基準にしてみましょう。

肥満治療の方針で病院を選ぶ

肥満外来を利用した肥満治療を検討する場合、自分に適した肥満外来を受診する必要があります。

そのため、どの病院を選ぶかで肥満解消がスムーズにいくかどうかが左右されるでしょう。肥満の治療法として、大きく分類される方法は3つあります。

  1. 食事療法や運動療法を習慣づけて、健康的に痩せる
  2. 薬物療法で痩身薬を使って、短期間で痩せる
  3. 脂肪吸引など即効性のある治療を受けて痩せる

これらの治療法は独立しているわけではないので、どれかひとつだけを受けるというわけではありません。主軸となる治療方針次第で、より専門性の高い病院を選んだ方がいいでしょう。

治療費の予算を主軸に病院を選ぶ

肥満治療において治療費用は、無視できない要素でしょう。予算が少なく、費用をあまりかけたくないと考えているなら、保険適用のある肥満外来や自分がそれに当てはまるのかを確認します。

また、費用に関係なく短期間で即効性のあるダイエットを受けたい場合は、脂肪吸引や脂肪溶解注射など外科的施術を行っている病院を選ぶことをおすすめします。

病院を選ぶ際に立地条件は無視できない

肥満外来の利用で長期的な通院治療を行う場合、立地条件を確かめておく必要があります。

継続的な治療において、本人のモチベーションは肥満治療の成否に大きく影響します。いかにストレスを少なくして、肥満治療に臨めるのかが重要になります。

一方で、近年の肥満外来では電話やメールなどで連絡をとり、ダイエットのサポートを行うところもあります。そういったサービスが充実していて、信頼のおける病院がある場合が、多少遠くても選択肢に含めることができます。

病院内の雰囲気に問題はないか

実際に通う病院内の清潔さや、医師とスタッフの連携、患者への対応などをチェックするすることがカギになります。治療を重ねていく中で、病院側との信頼関係や患者間の人間関係などは、モチベーションに大きく影響します。

快適に治療を受けられる病院かどうかを確かめるために、一度カウンセリングを受ける際に院内の雰囲気を観察することをおすすめします。

肥満治療成功者が語る減量成功エピソード

実際に肥満外来を受診して、17.1kgの減量に成功した患者さんが語るエピソードをご紹介します。

【肥満外来を受けようと思ったきっかけ】

以前から痩せたいとは思っていたのですが、ダイエットと挫折のくりかえしでストレスも酷く溜まっていたんです。自分一人では限界を感じて、思いきって旦那に相談してみたんです。旦那は私をバカにしたりせず親身に悩みを聞いてくれて、一緒に解決策を探してくれました。 そんな中、肥満治療専門の病院があることを知ったので、二人で説明を受けることにしました。私の場合、年齢や仕事のストレスが原因なのか、お尻回りから徐々に大きくなって、最終的にお腹にもお肉がつくようになりましたね… だんだん服のサイズも合うものがなくなっていったので、2~3年前から気になっていました。今年で45歳だし、今後の健康を思うとここらで本気のダイエットをしたいなと考えていたんです。

【治療期間中のモチベーション】

治療の方針が自分に合っていたんでしょうね。最初の一週間で1~2kgは痩せたので、やればやるほど成果につながるって気がしたので、やる気が出ました。治療を始める前に超音波で内臓脂肪や、皮下脂肪の状態を測定してもらって、自分がどんな状態なのか教えてもらいました。 そこからダイエットの方針を先生と相談して、決めたので説得力と誠実さを感じたので安心して治療に踏み切ることができました。倦怠期で辛い時期もありましたが、先生や旦那の支えが励みになって最後までやり遂げることができました。

【具体的なダイエットの内容】

先生からも指摘されましたが、第一に食事面の改善が大きかったです。食事内容を改善しながら、高周波治療で肥満の原因になっていたセルライトを落とすのが主な治療内容でした。

セルライトがあると血の巡りや代謝が悪くなって、冷えや疲れのもとになるそうなので、そういった原因が徐々に解消されていったのも嬉しかったです。

半年間のダイエットプランだったので、順調だけど比較的緩やかで健康的な痩せ方ができたと思います。旦那も食事に気を使ってくれるようになったので、私がダイエット期間を終える頃には3~4kg痩せてより健康になっていましたね。

【肥満治療効果の実感】

1回目の高周波治療を受けた時から、1週間で1~2kg減量できたので、痩せている実感は最初からありました。

ただ、どんなことにも倦怠期があるように中盤は痩せるペースが落ち着いてしまって、「この労力と釣り合っていないのでは…?」と不満を感じる時はありましたね。しかし、努力を無駄にしたくないという気持ちと旦那からの励ましもあり、なんとか挫折せずに済みました。

最終的に半年間で17.1kgの減量に成功した時は、夫婦で喜びました。思っていた以上の成果で、ダイエットを成功させることができたので、やはり効果的なダイエットと、継続する努力は欠かせないんだと実感しました。「ここまでやり遂げた」という自信にもつながったので、いい経験になりました。

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